歌の上手い人とそうでない人の違いとは何か。
持って生まれたセンスや声のポテンシャルなど
なかなか変えられない部分もありますが
なかなか歌が上手くならない原因の一つに
「聴き込みが甘い」ことがあります。
つまり、曲を細部まで
しっかり聞いていないということ。
メロディの音程や譜割り、リズムが曖昧のまま
歌ってしまっているので上手く歌えない。
しっかり歌える人は、
曲をもっと分析的に聴いています。
この聴き方を変えていく。
ヴォイス道の歌のレッスンでは
練習曲に対してオリジナルが
どのように歌っているか
練習の最初の方で細かく分析をしていきます。
そしてできるだけ
それらを忠実にできるようにすることで
どんどん技術も上がってきますし
自然と聴く耳も肥えて
徐々に自分で聴き取れるようになってきます。
聴き取れればそれを取り入れることができ
どんどん表現力が身に付いてきます。
プロの歌手は、ただ音程よくリズム良く
歌っているだけではありません。
随所に色々な技を取り入れています。
いろんな人の技を真似てできるようにする。
すると技がどんどん身に付いて
自分のものになっていく。
そして他の曲を歌うときにも
その技が自然と出てきたりして
生徒さんから自然とその技が出てきた時は
私の腕に鳥肌が立ちます。(微笑)
これはいわば「書道教室」のような方法ですね。
お手本通りに書くことで、
綺麗な字を身につけていく方法と同じです。
いま、コロナ禍でこっそり歌の練習をしている人
すごく増えていますよ。
歌が上手くなりたい人は
挑戦してみてはいかがですか。
受講者さんに合わせて
ご指導いたします。
歌が上手くなると楽しいですよ!