自分の話す時の声の高さが嫌で変えたいという方、
例えば男性で声が高いのが嫌だ、
逆に女性で声が低いのが気になる。などなど
だからもっと低い声を出したい、
もっと高い声で喋りたいと言う
ご希望は頻繁にあります。
その方達がよくやってしまっているのが
無理に低い声を出そうとしたり
低い声を出さないようにして喋るなど
無理な発声をしてしまっています。
その人の自然な発声を無視して
出そうとしているので
当然のどに負担がかかります。
声が高い人が低い声を出すときは
喉を下へ押さえつけてしまいますし、
声が低い人が高い声を出すときは
喉を持ち上げて発声してしまっているので
いずれも喉に負担がかかってしまいます。
それを続けて
無理に低い声を出していると
声はかすれてしまいますし
無理に高い声を出せば
自然な声がより太く低くなってしまう
可能性があります。
ヴォイス道ではまず
自然な発声、喉に負担のない
自然な高さの声で発声していきます。
実はその時点で、
その人の本当の声はご自身で思っているより
高くなかったり低くなかったりする場合も
多いのですが
まずは自分の声への抵抗による
発声、喉への抵抗を取り除き
その上で、共鳴による響きで
その人の高い音、低い音を
足していく発声法をお伝えしています。
身体を楽器のように捉え
声が響く範囲を拡げていくことで
音域のレンジ(幅)も拡がっていきます。
聞こえの良い声は
響きのレンジが広めです。
響きのレンジが広いので
多くの人に良い声だと思って貰えます。
響きのレンジを広げるには
楽器としての身体の捉え方や脱力などを
トレーニングすることで獲得できます。
心地よい響きは人にも心地良さを与えます。
あなたも自分の楽器(身体)を磨いてみませんか。