◆ 折笠マリコ <Mariko Orikasa>
1967年2月生まれ 神奈川県出身
・シンガー
・ボイス&ボーカルトレーナー
・コアコンデショニングトレーナー
( JCCA認定アドバンストトレーナー)
【ボイストレーナー略歴】
2010年10月 都内某ボイトレスクール認定講師として始動
2012年 4月 池袋コミュニティカレッジ講師
2013年 3月 独立、ボイス・アクション立上げ
2013年 6月 中目黒ラフタークラブ主催(2014年12月迄)
2017年 2月 ヴォイス道に屋号変更
歌好きの父に4歳から歌を教え込まれて歌を始める。
祖父は民謡と三味線の師匠であった。
小学校の時はアイドルの歌を中学でフォークソング・ニューミュージックを歌い、高校でバンドのボーカルをはじめて大学時代は部員100人規模の音楽サークルの活動に没頭し、音楽漬けの日々を過ごした。
大学卒業後、全国的にライブハウス、イベント、舞台などで歌手活動をする。
ホテルディナーショー、結婚式、企業パーティー、米軍キャンプ、ディズニーランド、読売ランド、豊島園等のイベント出演、地方TV出演、ラジオ出演などを行う。
バンド活動ではソウルバーやオールディーズハウスなどで活動、ソウルナンバー・ダンスナンバーに加えてオールディーズやグループサウンズの曲を歌っていた。
またピアノトリオやソロで洋楽スタンダードナンバーを歌い、約10年間歌手活動を行なっていた。
しかし音楽活動 約10年目にバセドウ病にかかり、甲状腺の病気はホルモンバランスが崩れるため、むくみで声がれが起こりコントロールが効かなくなるため歌うことを断念。それに加え外見的な問題(バセドウ病で起こる眼球突出やむくみなど)で人前に出ることが苦痛になり、精神的なダメージが大きく3年程療養という名の引きこもりをしていた。
その後、「自ら動かなければ、何も起きない!」と気づいて社会復帰を果たす。
コールセンターや大手企業での勤務を経験しながら、自己啓発や呼吸法、食事療法、ヒーリングなどを学んだ。徐々に病状が回復し始めて体調が戻ってきたことを機にボイストレーニングに通い始める。
いくつかの有名ボイストレーニングを受け、いろいろな方法を学んだ。そうしてレッスンをやるなかで自身の教える能力に気づき、2010年に某ボイストレーニングスクールにて認定講師となりボイトレセミナー、個人レッスン、カルチャーセンター講師などを経験。
主に歌のトレーニングを受けた中で、歌唱のためのトレーニングをしてくれるところは多いが基本的な発声をちゃんと教えてくれるところはほとんどなかった。黒人の先生に歌唱指導を受けた時も、「発声は別のところでやってきてください」と言われた。その経験から主に基本発声について詳しくなる為の研究を重ねた。
歌唱レッスンや話のレッスンもしているが、主に「声」について、発声のしくみやコントロールの仕方、いろんな声の出し方、その為の身体の使い方について解剖学や運動機能について学び研究。2013年3月に「ボイス・アクション」立ち上げ。
また自身の声の回復の時に、精神面でのトレーニングも重要であることを実感。パフォーマンスの為のメンタルトレーニングや脳についても学び、レッスンに取り入れている。
また、企業勤務経験から、話し方のレッスンの必要性を感じ、印象の良い声の出し方や職業別の声の出し方の指導の他、声を出して健康になる為のワークショップ、就活生向けのボイストレーニングなど、声そのもの、発声に特化した指導を行なっている。
◆◆◆~折笠マリコからメッセージ~◆◆
私自身、小さい頃は人前に出て歌うなんて考えられないくらい人見知りでした。しかし幸い父が歌好きで、歌を教えてくれていたおかげで小学校の学級会に突然、歌わされた時に、普段教室で目立たない私が思いの外、歌えたことでたくさんの拍手をもらうことができました。それが人前でもどんどん歌い自分をアピールできるようになるきっかけになりました。
そうして歌う仕事をするようになり、歌の仕事であちこち飛び回っているとき、私はボイストレーニングが嫌いでした。歌う仕事をしているのでトレーニングをするべきだと思い、時々レッスンに行くのですがちっとも面白くない。
それに高音も苦手で上手く出せないし、先生に聞いてもやり方がよくわからないので、結局ずっと自己流で歌っていました。だから当時はしゅっちゅう声が嗄れて出なくなっていました。
洋楽のソウルナンバーをパワフルに歌うアーティストに憧れて、真似をするように激しくシャウトしたり、ガナったりを自己流で、長いステージをこなしていました。幸いのどは強い方だったようでポリープにならなかったことは驚きですが、結局、甲状腺の病気になってしまいました。
この甲状腺の病気は、喉に力の入った歌い方をすることが原因なのかわかりませんが、診察の待合室で聞こえてくる会話で、歌い手さんだとわかる方が多いように感じました。
歌うことができなくなるとか声が出せなくなるというようなことは何か問題が起きなければ考えもしないことです。しかし問題が起きてから取り返すのは至難の技です。また、10年のブランクには10年のリハビリを要しました。
歌うことができなくなってそこからまた歌が歌えるようになったという経験はとても辛いことでしたが、ボイストレーナーをしていく上では強みになりました。最初から苦も無く歌える先生には「なぜできないかわからない」のです。自分ができない辛さをわからない先生はできないことに苛立つので、先生の怒りの恐怖から思うように歌ったり声を出したりできなくなってしまった生徒さんも多いのです。
大好きなこと、生きがいになることを続けていく上で、「準備をしておく」ことの大切さを思い知りました。そして何事も途中で止めてしまわないこと、そして成功は失敗という土台の上にあるということ。
失敗は恐れるものではありません、むしろ歓迎すべきもの。
私が身を持って体験したことです。私は声のトレーニングを通して、自分が学んだことのすべてを関わった方々にすべて惜しみなく伝えていきたいと思っています。
声を通して関わった方々の、人生の目的達成のため、全力でサポートさせて頂きます。お会いできる日を楽しみにしています。
ヴォイス道
ボイス&ボーカルトレーナー 折笠マリコ
お知らせ 就活
2023/4/12
就活ボイトレ6月末終了のお知らせ
就活生ボイストレーニングは 今後の新メニューへ切り替えにつき 今年2023年6月30日申し込みをもって 終了させて頂きます。 なお、 2023年6月30日までに初回申込し 受講された方については 引き続き再受講を受付します。 どうぞ宜しくお願い致します。 ヴォイス道 折笠
ReadMore
お知らせ ボイスケア 歌 表現力 話
2023/5/19
歌が上手くなりたい人へ
歌の上手い人とそうでない人の違いとは何か。 持って生まれたセンスや声のポテンシャルなど なかなか変えられない部分もありますが なかなか歌が上手くならない原因の一つに 「聴き込みが甘い」ことがあります。 つまり、曲を細部まで しっかり聞いていないということ。 メロディの音程や譜割り、リズムが曖昧のまま 歌ってしまっているので上手く歌えない。 しっかり歌える人は、 曲をもっと分析的に聴いています。 この聴き方を変えていく。 ヴォイス道の歌のレッスンでは 練習曲に対してオリジナルが どのように歌っているか 練習 ...
ReadMore
お知らせ ビジネス 就活 話
2021/7/14
しっかり話すより大事なこと
ヴォイス道では 就活生のボイストレーニングを行っています。 今の就職活動は大変ですよね。 本当になんとか皆さんのお力になりたいと 思っています。 今はZOOM面接や動画面接など オンラインでの自己PRが必要ですよね。 オンラインでは普通に話すよりも テンションを上げないといけないし 特にZOOM面接などでは 顔がどアップになっているので 眠そうだなぁとか あくびを我慢しているのとか よーくわかります。(苦笑) それと、意外にできていないのが 「しっかりとうなづく」ことなんです。 オンラインや ...
ReadMore
お知らせ メンタル 歌 話
2021/1/10
感染防止には「お喋り」に気をつけて
また緊急事態宣言が出ましたね。 ヴォイス道個人レッスンは 生徒さんが希望する限り続けます。 ワークショップはグループレッスンなので またしばらく開催を延期します。 感染拡大はやっぱり「お喋り」と「口呼吸」 お喋りを止めるのは心苦しいけど 特にお喋りする時に特に気をつけた方が いいと思います。 私は今は、あまり口を開けないように 小さな声で話すようにしたり ハンカチで押 ...
ReadMore
ビジネス メンタル 歌 話
2020/9/15
緊張しやすい人は筋トレしてみて
緊張しやすい人にオススメしているのは ずばり「筋トレ」です。 緊張しやすいほとんどの人は 何かしらの恐怖心、 例えば失敗したらどうしよう、 嫌われたらどうしようなどと 感じているから緊張します。 本来、緊張は基本的に動物として 「戦うか逃げるか」のモードに入るために 心拍数を上げて準備をしている状態ですが 必要以上に緊張してしまう人は そもそも戦うためや ...
ReadMore
ビジネス メンタル 未分類 歌 話
2020/9/14
成功の鍵はやりたくないことの中にある
トレーニングや練習は楽しいですか? 楽しくできてどんどん成果が出ているなら それに越したことはありません。 しかし、がんばっても なかなか成果が出ない時、 本当はやらなければならないのに やらないままでいることはないでしょうか。 例えば、ダイエット。 できれば食事制限や筋トレなども やれれば成果は確実に上がりますよね。 それらを避けても 長い時間をかけた ...
ReadMore
ビジネス ボイスケア 話
2020/9/13
自分の声の高さが嫌な人へ
自分の話す時の声の高さが嫌で変えたいという方、 例えば男性で声が高いのが嫌だ、 逆に女性で声が低いのが気になる。などなど だからもっと低い声を出したい、 もっと高い声で喋りたいと言う ご希望は頻繁にあります。 その方達がよくやってしまっているのが 無理に低い声を出そうとしたり 低い声を出さないようにして喋るなど 無理な発声をしてしまっています。 その人の自然な発声を無視して 出そうとしているので 当然のどに負 ...
ReadMore
ビジネス ボイスケア 歌 話
2020/9/5
声を出す前の準備その①「身体を温める」
しばらく声を出していない後や 朝から声を出さなきゃいけない時、 声が出づらくありませんか。 これは声のプロでも同じですが 声を使うプロはほぼ、声を出す前には 必ずそれぞれ必要なウォーミングアップをします。 身体を温める、喉を温める、口や舌を動かして 動きをよくするなどのウォーミングアップです。 しかし、声を使う仕事をしている、 または歌が好きで良く歌うけど 全くウォーミングアップをせずに いきなり声を出してしまう方も多いですよね。 午前中の声出しなら特に 念入りなウォーミングが必要になります ...
ReadMore
お知らせ
2020/8/29
話し声のオンラインレッスン(ZOOM)開始のお知らせ
この度、話し声のレッスンのみ ZOOMによるオンラインレッスンを開始致しました。 (個人レッスン / 就活ボイストレーニング) ZOOMなどのオンラインレッスンでの発声にも コツがあります。 またオンラインでは顔がアップになるため、 話し方のクセが非常に目立ちます。 話し声や話し方は来ている服と同じくらい 印象を左右します。 ご自身の声についての印象を認識して お仕事などに生かしてください。 オンラインレッスンに関して 何か質問やご要望がある場合は ご相談フォーム ...
ReadMore
お知らせ
2020/8/29
8月のボイトレワークショップ開催休止のお知らせ
コロナウイルスの感染が増えていることに伴い、 グループレッスンであるボイトレワークショップの8月の開催を 休止することと致しました。 再開につきましてはまたこのホームページにてお知らせ致します。 またワークショップを継続して受講されている方には メールにてご連絡いたします。 皆様のお身体の安全を最優先に考えて開催したいと思いますので 何卒ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。 ヴォイス道 折笠
ReadMore
いい声になる呼吸法「みぞおち呼吸」
こんにちは! ヴォイス道トレーナー 折笠です。 新学期・新年度が始まり 新たな環境でがんばっている方も いらっしゃると思います。 4月も後半になり そろそろ気疲れも出てくる頃 ですよね。 いろいろと新しいことを 覚えるときは常に頭の方に 意識がいってしまって 身体へ意識が向かなくなり 呼吸が浅くなっていたり 無意識に息を止めてしまったり しているのでとても疲れます。 ...
ReadMore
ビジネス 歌 話
2020/8/31
自分の声を録音して聞いてみよう
こんばんは!ヴォイス道トレーナー 折笠マリコです。さて、今回は「自分の声を録音してみよう」というお話。早速ですがご自身の声、録音して聞いてみたことがありますか?「初めて自分の録音した声を聞いた時、変な声で愕然とした」とよく聞きます。「自分の声を好きな人なんているんですか?」なんて言っていた方もいました。(^^;これは切ないですねー。録音した機器によって高い音がカットされていたり音が悪いこともありますが、 少なくとも自分が自分の耳で聞いている自分の声より録音した声の方が他人が聞いている声に近い ...
ReadMore
ビジネス 歌 話
2020/8/31
ボイトレ準備編②横隔膜ってどこ?
こんにちは! ヴォイス道トレーナーの折笠です。 今回はボイトレ準備編①声帯を感じてみる に続き、ボイトレ準備編第二弾。 声を出す時や歌う時に必要な筋肉、 横隔膜についてお伝えします。 横隔膜…身体を横に隔てる膜ですね。 wikipediaには胸腔と腹腔を分ける膜と あります。 写真を添付しましたので 場所を確認してくださいね。 この写真、フリー素材から見つけてきて 背骨側の赤いピロピロや肋骨の構 ...
ReadMore
ビジネス 歌 話
2020/8/31
低い声を出したいならローラインブレス法
ヴォイス道トレーナー 折笠です。 前回「声が若返るハイラインブレス法」をお伝えしました。 で、今回は低音の渋い声を出したい方向け! 女性が段々と声が太く低くなってくるのに対し 男性は徐々に声が高くなってきて 男女差がなくなってくるなんて言われますが(汗) 身体的に言うと、女性は顔やお腹周りなど 重力に負けて筋肉が下に下に下がってくることから 声の楽器としての身体の器自体は大きくなり 身体的に、筋肉も緩み低い声が出しやすくな ...
ReadMore
歌 話
2020/8/31
声を若返らせるハイラインブレス法
ヴォイス道トレーナー折笠です。 早速ですが、最近声が 低くなってきたという 私と同世代の女性の方に。 特に女性は年齢と共に 声が低く太くなってきますよね。 これは頬骨が落ちる、声帯が浮腫む 男性ホルモンが増える、胸郭が下がる などの身体の変化(老化)で 声もその変化に伴い 老化してしまいます(涙) そんなあなたの声を 息を吸う、吐くの位置、 声を出すポイントを高いライ ...
ReadMore
歌 話
2020/8/31
身体のトレーニングに重点を置いている理由
こんにちは!ヴォイス道トレーナー 折笠マリコです。今回はヴォイス道のトレーニングが身体のトレーニングを重要視している理由をお伝えします。 ボイストレーニングといっても話し声なのか、歌なのか、色々ありますよね。 細かく分けると実は色々あるのでスクール選び、先生選びは難しいですよね。例えば、私が昔、歌のレッスンを受けていたアフリカ系アメリカ人の方に「根本的な発声は教えないから他で習ってきて!」と言われていました。その方は、「歌唱のためのテクニック」のみを教えてくれる先生だったわけです。歌のレッス ...
ReadMore
歌 話
2020/8/31
ボイトレ準備編① 声帯を感じてみる
ヴォイス道トレーナー 折笠です。 今回はボイトレの準備段階として 試して欲しいことを お伝えしていきます。 まずは声帯を感じてみる ボイストレーニングは 身体の内側に意識を向けて 声の出し方を意識的に 変えていきます。 そうすることで 声のトラブルを防いだり、 自在にコントロールが できるようになったりします。 要は自分の身体の内側感覚に 敏感になることが大切。 まずは、 声帯がどこにあるのか 感じてみましょう。 その前に簡単に発声の仕組みを 説明し ...
ReadMore
メンタル 話
2020/8/31
自分の殻を破る一番簡単な方法
ヴォイス道トレーナー 折笠です。 もうすぐ年度が終わりますね。 今年は平成ももうすぐ終わり。 新しい年度、そして新しい年号が 始まります。 今のうちに新しい目標を立てて そのゴールに向かって走り出したいですね。 私もしっかり走り続けたいと思います。 ボイストレーニングというと 「声を出す練習」または「歌の練習」 というのが大体の皆さんの 認識だと思います。 このボイストレーニングというものは 多分皆さんが思っているよりも 実に実に深〜い ...
ReadMore
お知らせ セミナー ビジネス 話
2020/8/31
プレゼン用ボイトレセミナー開催しました
ヴォイス道トレーナー折笠です。 先日2月21日(木)、 シンメトリー・ジャパンさん主催の プレゼン用ボイトレセミナーに 外部講師として登壇致しました。 今回の講座は、講師養成講座や ロジカルシンキング、プレゼン等の セミナーを行っている シンメトリー・ジャパンさんの 受講者の方向けに行いました。 おかげさまで満席御礼。 終始和やかな楽しい雰囲気。 しかし、 みなさんかなり真剣に話を聞き、 ワークを積極的にやって頂きました。 なので私自身 ...
ReadMore
ビジネス メンタル 歌 話
2020/8/31
もっと「感動」を味わおう
こんにちは。ヴォイス道トレーナー 折笠マリコです。私はコアコンディショニングというストレッチポール®︎を使ったボディケアまたはトレーニング(ポールは色々できます)のトレーナーでもあるのですが、2月3日にコアコンディショニング協会の岩崎会長の勉強会が川越で開催されましたので行ってきました。岩崎会長の「喋り」はすばらしいですよ(^。^)「声」といい、「間」といい、「緩急」といい、テクニシャンです(笑)声がいい人、滑舌がいい人、声が通る人と声の良さを持っている人は割と多くいると思うのですが、岩崎会長はもちろん声 ...
ReadMore