講師プロフィール
折笠 マリコ(Mariko Orikasa)
ボイスアライメントトレーナー / シンガー
歌声を失ったからこそ、わかったことがあります。
ライブハウスでのバンド活動ではソウルミュージックをがなり声で激しく歌い、ホテルのディナーショーでは洋楽スタンダードをソロで歌う。そんなシンガーとしての活動の絶頂期に、バセドウ病を発症しました。
喉の不調と体調悪化により歌うことを断念。その後10年間、歌から遠ざかることになりました。
再び歌おうとしたとき、身体は歌い方を完全に忘れていました。様々なボイトレを巡る中で気づいたのは、「テクニックを教える場所はあっても、身体を整えることから教えてくれる場所はほとんどない」ということ。
その経験が、今のボイスアライメントというアプローチの原点です。
実績・資格
指導実績
- ボイストレーナー歴15年・3,000名以上のセッション実績
- 2013年に独立し「ヴォイス道」主宰
- 個人レッスンのほか、企業研修・大学セミナー・部活動指導など幅広く活動
- 現役のボイストレーナーの方も受講
主な資格
- JCCA(日本コアコンディショニング協会)認定アドバンストトレーナー
→ 身体の機能的な動きを整える専門的なトレーナー資格。ボイトレへの応用のために取得。 - 体幹ケアトレーナー
- ボイストレーナー / ボーカルトレーナー
歌声を失い、取り戻すまでの話
がなり声で歌い続けた10年間
幼少期から歌に親しみ、大人になってからはライブハウスでのバンド活動でソウルミュージックを歌い続けました。がなり声などを自己流で多用し、毎回激しく歌うスタイルで活動。一方ソロでは、ホテルのディナーショーやイベントで洋楽スタンダードナンバーを歌うなど、シンガーとして多方面で活動していました。
突然の発症と、10年間の沈黙
活動の絶頂期にバセドウ病を発症。喉の不調と体調悪化により、歌うことを断念せざるを得なくなりました。その後10年間、歌から遠ざかる日々が続きました。
「もう歌えないかもしれない」という絶望と、「またいつか歌いたい」という気持ちの間で揺れ続けていたあの時間は、今も忘れられません。
療養を経て、再び歌おうとしたとき、身体は歌い方を完全に忘れていました。声が思うように出ない。あれほど自由に歌えていたのに。
様々なボイトレスクールを巡りましたが、どこもテクニックを教えてくれるものの、「なぜ声が出ないのか」「身体をどう整えるか」を教えてくれる場所はほとんどありませんでした。
【ボイトレ × 呼吸 × 体幹ケア】の確立
ボイトレスクールで指導をする中で、「本来の声を出すには、まず楽器(身体)を整える必要がある」と確信。解剖学・呼吸法・メンタルトレーニングを学び、発育発達のプロセスをベースに運動機能を再教育する「体幹ケア」のメソッドに出会い、ボイトレに取り入れました。
自分自身が声を失い、身体から整えることで取り戻した経験。その道のりが、今のレッスンの土台になっています。