こんにちは。こんばんは。
ボイスアライメントトレーナーの折笠マリコです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は本題に入る前に、
生徒さんからの嬉しいご報告を共有させてください。
海外からオンラインで受講してくださっている生徒さんがいるのですが、なんと今回、大学の起業家プログラムで、200人の前で話す卒業プレゼンターに選ばれたとご報告を頂きました!
その方から「日々の自己調整で、内面がすごく変わりました」とメッセージをいただいて、しっかり向き合っていたんだなぁと、私もとても感動しました。
こうやってご自身らしく輝いていかれる姿を見せていただいて、私も本当に勇気をいただいています。
「在り方」が声をつくる
日々の暮らしの中でご自身の身体や心と向き合って、「自分を整える力=自己調整力」にちゃんと取り組んでこられたからこそ掴まれた変化なんです。
もちろん、喋る技術があることに越したことはありませんが、技術が選ばれる1番の理由ではないことはなんとなく皆さんも気づいていらっしゃると思います。
声を出すこと、歌うことにおいて、私は「やり方」よりも何より「在り方」が一番大切だと思っています。私たちの「在り方」が、そのまま声になり、歌を作っていくからです。
そしてその「在り方」を整えるために具体的に取り組んでいくのが、「身体・心・技術」の3つの自己調整です。
自己調整力を育てる3つのステップ
1. 身体の調整
声も心も体の状態の影響を受けます。体の調子がよくなければ、声もやる気も出てきません。身体と心は相互に影響し合っているので、相互に整えていくことがとても有効です。
ヴォイス道では、声という楽器の土台のための、「体幹」を整えることを重要視し、体のセルフケアを効果的に再現性高く行なえる、ストレッチポールなどを使った体幹ケアや骨格のバランスをお伝えしています。
身体の軸が整うと無駄な力みが抜け、喉を締め付けなくても声が自然と響く身体に変わっていきます。
2. 心(意識)の調整
思考の癖や「うまくやらなきゃ」などの自分へのプレッシャーや焦りで脳が興奮していると、身体は緊張で強張ってしまいます。練習してきた成果を出すためには、この自分の意識状態の整える必要があります。
自分の思考の癖に気づき、意識的に整えていくための瞑想や深い呼吸法を取り入れて、まずは脳の興奮を落ち着かせ、心をニュートラルに戻してあげるトレーニングも筋トレやボイトレと同じように必要です。
3. 技術の調整
身体と心が整って初めて、息のコントロールや発声法などのいわゆるボイストレーニングの具体的なノウハウが活きてきます。
ぶっちゃけ私自身は、「身体が4割、精神が4割、そして技術は最後の2割」それくらいの割合だと思っているんです。身体と精神を整えるべき割合は、人によります。
それくらい、土台である「身体と心」を整えることが大切なんですよね。この3つにちゃんと取り組むことで、ブレない自分の「在り方」が育っていきます。
そして、身体と心(意識)は相互に関わり合い、補い合っています。こちらについては、また別の回で詳しくお話ししていきたいと思っています。
今日のワンポイント
あなたは、自分が話すとき、または歌うとき、どんな意識で取り組んでいますか?
自分の意識がどこに向いているか、まずはその意識に気づいていきましょう。自分を観察する感覚で行います。
「うまくできるかな」「失敗しないかな」と、意識が自分ばかりに向いていませんか?
しっかり伝えるべきことに集中する、歌うことに集中するべき時に、自分をジャッジしていませんか?
まずはその時に、自分は何をしているか、気づくことが大切です。気づくことができたら、それだけでもう自己調整の第一歩が始まっていますよ。
「やり方」を身につけて、心が晴れやかになるほどうまくいくこともあるかもしれませんが、完全に手に入れるには少し時間もかかります。
技術もひとつひとつ、意識的に身につけていくように、身体と心も含めて丁寧に整えていくことでパフォーマンスは磨かれていきます。
自己調整はパフォーマンスアップのための準備です。
これからもブログやstand.fmで、自分で自分を整えられるようになるヒントをお届けしていきますね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
※この記事は、stand.fmでお話しした内容を文章にまとめたものです。音声で聴きたい方は、ぜひこちらの音声(※埋め込みプレイヤーまたはリンク)からお聴きいただけます。