東京四ツ谷ヴォイスタオ、
ボイスアライメントトレーナー
の折笠マリコです。
今回は、ボイトレに来られる方に多い
「あるパターン」についてお話しします。
声のお悩みに隠れた共通点
声のお悩みでボイトレに来られる方、
声の出し方以前に、
身体の状態に共通点があるんです。
声の楽器は私たちの身体ですから、
身体の状態がそのまま声となって出てきます。
なのでレッスンでは声のことをやる前に
身体の状態に気づいていただくため
体幹ケアを行うのですが
うまく動かせないところがあること、
立ち方の癖、今まで気づかなかった
自分の身体の状態に、皆さん驚きます。
体幹ケアの後に皆さんが口を揃えて言うこと
体幹ケアで身体を調整した後、
皆さんが必ずといっていいほど
おっしゃる言葉があります。
それは
「目線が違います。」
ということ。
目線は大事ですよとお伝えすると
「私、いつも下を向いています」
とおっしゃる方がとても多い。
実は、下を向いた状態は
声にとって非常に不利な状態です。
頭が前に落ちて顎が下がると、
声帯が圧迫されます。
声帯が潰れた状態では、
声は自由に出てきません。
さらに舌の動きも悪くなります。
滑舌が気になる方、声が詰まる方は、
頭の位置が関係していることも多いんです。
体側などが縮んで
身体が縮こまっているから
目線が落ちる。
目線が落ちているから
声帯も舌も本来の動きができない。
声のお悩みは、実は
声そのものではないケースがほとんどです。
発声練習をしなくても声は変わる
体幹ケアで身体を整えることで
自身の身体の状態に気づき、
目線が自然と上がっていく。
そうなって初めて、声が
本来の状態で出せるようになります。
実は、発声練習をしなくても
姿勢が整うだけで十分声は出しやすくなります。
それに驚く生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
理想は、意識して目線を上げようとしなくても
自然と目線があがる状態ですが、
人前で話すときはできるだけ
目線に注意して、話すようにしましょう。
身体も心も、
目線を上げられる自分になることが、
声には大切です。
今日のワンポイント
日常の中で、自分の目線がどこにあるか
意識してみてください。
歩いているとき、座っているとき、
人と話しているとき、
気づいたら目線が下がっていた
という方は多いはずです。
目線を上げようと頑張るのではなく
まず「自分の目線はどこにあるか」
に気づくことが、
変わるための第一歩になります。
ぜひ日頃から意識してみてください。