ヴォイス道のレッスンプログラムで提供している「英語でボイトレ」についてご案内します。
「英語でボイトレ」は、英語でレッスンをするわけではなく
ボイストレーニングで声出しをするのに、英語という言語を用いて
発声練習しようというものです。
そのため、英語が話せる必要はありません。
英語はもともと身体の深いところから出てくる言語なので
いわゆる「お腹から声が出る」という腹式発声を体得しやすいのです。
日本語、特に標準語はお腹から発声しにくい言語で
口先だけでもなんとなく話せてしまうので
しっかり声を出すには、訓練が必要なのです。
ヴォイス道では、英語のあいさつや簡単な文章を使って
発声することにより腹式発声をできるようにします。
それによって、声がしっかり出てくるようになり、
その後に日本語で発声するとより滑舌よく話しやすくなります。
とはいえ、英語を大きい声で発音することにより
英語への抵抗感もなくなってくるので一石二鳥でもあります。
英語学習は音読がとてもお勧めですから。
受講者の方がご自身の発行しているメルマガに掲載した内容を送ってくださいました。
このメルマガを発行している高橋重人さんはウクレレ奏者でウクレレの先生でもあります。
ヴォイス道のレッスンを気に入ってくださって、呼吸法ワークショップにも10回以上参加して頂いており
呼吸法WSのこともメルマガに何度も載せてくださっていて、生徒さんをたくさん紹介して頂いています。
ヴォイス道のレッスンを気に入ってくださっているありがたい生徒さんです。(^^)
こちらに掲載しますので、受講者の方の感想を通して内容を確認しして頂ければと思います。
以下にその内容をご本人の許可を得て掲載させて頂きます。
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■俺のMC。。。だめじゃん。
先月は上海で演奏しました。
ウクレレや歌は準備してるので
結果を受け入れて
次回に繋げよう
という感じなのですが
会場の空気を
観客席側で録音した音源
を聞いてみると。。。
こちらから
はっきり声を届けてないから
反応しようがない(汗)
■「?」な空気を何度か感じます
英語と中国語のカタコト
語学が上手な訳ではなくて
これは改善しようとしています。
だけど下手でも
ボソボソ話して
口の中でこもってたら
伝わるものも伝わらない
こりゃダメだなあ
それは日本でも同じ
と思ったときに。
そういえば、
■滑舌も改善できますよーーー!
そういえばボイトレ、呼吸法
でお世話になってる
折笠マリコ先生が
「滑舌も改善できますよー」
と言ってたのを思い出しました。
年末にまた中国、自由が丘の演奏も
あるので時間を作って
個人レッスンをお願いしました!
■スモールステップ、基礎からのお手本
マリコ先生のワークは
スモールステップ
基礎から応用への
完全なお手本のようなプログラムです。
とっても勉強になります。
まずは入念に
ストレッチポールで
からだをほぐします。
ウクレレの弾きすぎがリリース
されてなく腕がねじれてるのを発見
手足冷えはここからも来てます(汗)
ポールや筋膜リリースで
その場でケアします。
■なぜ体ほぐしからなのか?
声を出すには
両足できちんと立ち
骨盤が決まって
その上にのっかる
やっと上半身が脱力する
そのことで声が響く
また胸郭なども柔らかいことで
呼吸が楽に自由にできる
呼吸が息の基礎となり
息が声の基礎となり
声が歌の基礎となる。
■そのための脱力です
というわけで
マリコ先生は
声全般の課題や
その基礎である
呼吸についても詳しく
丁寧に分かりやすく
教えてくれるんです。
■骨盤を立てる感覚がわからない(涙)
タカハシ、上半身を脱力して
しっかり立つ感覚が分からなかった。(汗)
これはほぐしのあとに
ストレッチポールでの
体幹トレーニングを
やって頂いて原因わかりました。
左足のインナーマッスルが
右より大分弱くて
体の使い方が右に偏ってるんですね。
ここは普段から
エクササイズ
そして今後はひめトレポール
(座って体幹トレーニングができるひめトレポール)
をさらに活用して
骨盤を立てるクセをつけて行きます!
■発声は英語から?!
だんだん声出しして
息の流しかた
母音で確認しつつ
次は
英語の発声をやります
あれ日本語のMCからではないんですね?
じつはこれも
スモールステップ
英語のほうが流れのある
言語だから腹式発声
しやすいんだそうです(驚)
最初は単語と
一音を出す発声
カンタンな単語ばかりなので
英語のテストみたいな難しさ
はまったくありません。
「Hello 」
「I like to drink Coffee」
「I like music」
みたいに
挨拶や基本の短い会話
そして掛け合いの会話
会話でも一息で喋るんですね。
フレーズ、歌と同じです。
出しにくい音「b」「d」
を重ねて練習。
■最後は日本語の発声
江戸時代の言葉でしょうか?
アナウンサーも訓練で使う
「ういろう売り」
の朗読を実施
自分で話していても
明瞭ではるかに
聞き取りやすく
話せるのが分かります
夢の中で空が飛べるようになって
自由自在に風にのるような快適さ
はじめて喋りで体感しました。
これは快感。
■苦手な音もあります
タカハシは前歯が隙いているので
「い行」「さ行」
が弱いと指摘をいただき
ここも追加でアドバイス頂き
即実践!
からだのポジションや
コントロールを追加で
教えてもらい改善しました。
コントロールとともに
丁寧に脱力して声をだす
人それぞれ癖や特性があるから
自分の体の乗りこなしかたを
学んでいけばよいとのこと
おおお!
この調子でMCをやれば
きっちり伝えたい事も伝わりそうです!
どんな気持ちでステージに望むか
+自己紹介、曲紹介をきっちりやって
もっとステージを楽しんでもらうのです!
■We are the Champions
「この喋りを忘れないために
歌も歌って欲しい」
と先生が言われます。
で歌も見てみましょう
ということで
からだがほぐれ
ポジションセットや流れができて
最高に声がでる状態で
昨日ボヘミアンラプソディを見て
久しぶりにうずいたロック魂
We are the Champions , My Friends.
We will keep on fighting till the end.
We are the Champions.
We are the Champions.
No time for Looser Because We are the Champions
of the World.
さらに歌い方もアドバイス頂いて
楽しく歌っちゃいました。
帰り道もずーっと
We~ are the champions !(笑)
My friends ~ ジャーン! ジャーン!
■超オススメ!折笠マリコ先生のレッスン
歌う人も当然ですが
人前で声を使う講師にも
猛烈にオススメです!
折笠マリコ「ヴォイス道」
http://voicetao.com/
ウクレレ弾く人も
セルフケアや体幹の意識など
とっても大事なコトを教えて
意識させてくれるので
呼吸法ワークショップもオススメです。
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最後までお読み頂き、ありがとうございます!
実際に受講頂いた生徒さんの感想ですから
私が説明するよりもわかりやすいですよね。
高橋重人さんのウクレレメルマガはこちら
英語で発音することは発声が良くなるだけでなく
英語を話すことに対する抵抗感も減らせて
英語の勉強にもなりますよ。
例えば、日本語だって「かしこまりました」など
普段使わない言葉はすぐに口をついて出てこないですよね。
実際に言葉に出してみることをたくさんしてないと
どんなに英作文ができても、会話にできなかったりします。
言葉を発することも、神経伝達を伴いますからね。
というわけで「英語でボイトレ」はとても楽しい滑舌レッスンです。
滑舌練習したい方、英語に抵抗感をなくしたい方にお勧めします。